ロレックスの新しい「GMT マスターⅡ」は、イエローロレゾールおよび18Kイエローゴールドの2モデルとなる。まったく新しいカラーコンビネーションとなるグレーとブラックのセラミック製セラクロムベゼルインサートを備えている。
一見ベゼルのカラーコントラストは光の加減かと思う新たなカラーコンビネーションだ。
ロレックス「オイスター パーペチュアルGMT マスターⅡ」
自動巻き(Cal.3285)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。18KYGケース(直径40.0mm、厚さ11.90mm)。100m防水。462万6600円(税込み)。
イエローロレゾールモデルと18Kイエローゴールドモデルが追加
ロレックス「オイスター パーペチュアルGMTマスターⅡ」
自動巻き(Cal.3285)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。SS×18KYGケース(直径40.0mm、厚さ11.90mm)。100m防水。195万8000円(税込み)。
「オイスター パーペチュアルGMTマスター Ⅱ」の新たなバリエーションとして追加された2モデルのケース素材はイエローロレゾールと18Kイエローゴールドモデルである。コンビネーションモデルであるイエローロレゾール、18Kイエローゴールド、いずれも共通のセラクロムベゼルインサートが採用されており、今までにない同系色でのカラーコンビネーションに驚いた読者も多いのではないだろうか。
境界部分はわずかな色の違いでありながら、着用者にとっては一目で昼と夜が区別される。
「オイスター パーペチュアル GMTマスターⅡ」は24時間を象徴的な両方向回転ベゼルにより、昼と夜をひと目で見分けられる。ロレックスが開発した革新的な工程により極めて硬いセラミックスから作られたセラクロムベゼルインサートは耐傷性に優れ、色も紫外線による影響を受けにくくなっているという特徴がある。グレーの部分はデイタイム、ブラックの部分はナイトタイムを示し、凹型の目盛りと数字はPDD(物理蒸着)によって18Kイエローゴールドでコーティングされている。
先端が矢印のかたちとなった24時間針でふたつのタイムゾーンの時刻を同時に読み取ることができるのがGMTマスターⅡの最大の特徴である。本作ではこの針がアワーマーカーや他の3つの針と同様に18Kイエローゴールド製で、ブラックラッカーダイアルとのコントラストをもたらしている。
オイスターブレスレットと共にロレックスを代表する5連リンクのジュビリーブレスレットが採用されている。
また、本作に装備されるのはジュビリーブレスレットである。しなやかで快適な装着性を約束する5連リンクのブレスレットは、誤って開くことを防ぐセーフティキャッチ付きオイスターロッククラスプを備えている。また、ロレックスが開発したイージーリンク(エクステンションリンク)も備えており、ブレスレットの長さを容易に約5mm延長することができる。
18Kイエローゴールドモデルのブレスレットは、ブレスレットのリンク内部にロレックスが開発した特許取得のセラミックインサートが備えられ、手首着用時の柔軟性と耐久性を高めている。
ブラックとグレーのカラーベゼルの愛称は何に?
パッと見ではどちらのモデルもブラックベゼルのようにも見える。
さまざまな愛称がつく「オイスター パーペチュアル GMTマスターⅡ」であるが、ドリンクやアメコミのキャラクターに由来するものが多い。黒×グレーのドリンクブランドはあまり存在しないように思うが、どんな愛称で呼ばれることになるのかも含めてファンには楽しみな1本なのではないだろうか。